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2020.07.20
Interview

アスリートの高い健康意識と、ビジネスパーソンへの示唆 - TCFC阿部翔平選手×UKAI Brooklyn鵜飼様

TOKYO CITY F.C.は、ニューヨーク発のブランド「UKAI Brooklyn」とオフィシャルパートナー契約を締結しました。今後、同ブランドは「People & Planet」をテーマに、商品やサービスを日本で展開する予定です。そこで今回はパートナー契約リリースに合わせ、Jリーグで355試合の出場経験があるDF阿部翔平選手とUKAI Brooklyn代表の鵜飼梨恵氏による対談をお届けします。


Jリーグの舞台からJ8のCITYへ

阿部 TOKYO CITY F.C.の阿部翔平です。このたびは、オフィシャルパートナー契約をいただき、ありがとうございます。本日は、よろしくお願いします。


鵜飼 UKAI Brooklyn代表の鵜飼です。こちらこそ、またとない機会をいただき、ありがとうございます。本日はよろしくお願いします。


鵜飼 今回、パートナー契約に至った理由は、単に、サッカーチームのユニフォームにロゴマークを入れたいと思ったからではなく、私どもが理念として提案するライフスタイルがアスリートの方々のそれとマッチすると考えたからです。特にTOKYO CITY F.C.は、サッカーだけでなく、いろいろとマチやヒトと密着した新しいカテゴリーを創出しようとしていたので、共に歩めれば面白いなと思いました。

阿部選手は、どのような思いでチームにジョインしたのですか?私自身、サッカーに詳しい訳ではないのですが、やはり、J2のチームからJ8に相当するチームに移籍するのは大きな決断だったのですか?


阿部 「面白いチームがあるよ」と、知人から紹介されたのがキッカケです。調べてみたところSNSなどを駆使したチームということで、(SNSは)僕の不得意で分からない分野だったので、最初はそこに興味が湧きました。おっしゃる通り、サッカーだけでなく、新しい取り組みをいくつもしています。また、働きながらプレーしている選手たちが、どのような気持ちで取り組んでいるのかを知って視野を広げたかったですね。「上手くなりたい」というモチベーションのある人たちに「こうすれば上手くなれるよ」ということを伝えたいという思いもありました。

阿部翔平選手。市立船橋高校、筑波大学を経て、2006年にJ1名古屋グランパスに加入。左サイドバックでレギュラーを獲得し、2007年にはチーム新人王を獲得。2008年には日本代表に選出され、Jリーグ優秀選手にも選出された。2010年には名古屋グランパスのJ1リーグ優勝に大きく貢献。2014年にヴァンフォーレ甲府に移籍。2016年にジェフユナイテッド千葉に移籍。2017年に再びヴァンフォーレ甲府へ移籍。2019年にTOKYO CITY F.C.に加入し、主力としてリーグ戦全試合に出場。Jリーグ通算355試合出場4得点。2020シーズンからはコーチも兼任する。


鵜飼 SNSについては、阿部選手もTOKYO CITY F.C.に加入してから積極的に活用されていると伺っています。サービスの提供や商品販売がオフラインのみで成り立たない時代ですから、SNSを避けては通れないですよね。


阿部 そうですね。もともと得意ではない分野だったので、今では僕自身も成長を実感しています。今までの経験や技術を多く広めるにはSNSがうってつけだと思ったので、クラブからもサポートしてもらいながら試行錯誤しています。

TwitterアカウントやYouTubeチャンネルを開設し、「#阿部翔平の蹴り方」と題してキックに関する動画をアップしている


コンディションを高めるための自己管理

鵜飼 技術を伝える以外に、ピッチの上だけでなく、アスリートとしての私生活を示していくといったことはありますか?


阿部 なかなか難しいですね。練習が毎日あるわけでもないですし、チーム活動外の自己管理は各個人に任されているので。もちろん「こういう風に過ごしている」と表現することはあります。例えば…見た目とか…腹が出ないようにとか…(笑)。「阿部さんがやっているから僕らも自己管理しなければ」と思ってもらえるように意識はしています。

UKAI Brooklynは、UKAI & Co.株式会社が運営するライフスタイルブランドです。
代表の鵜飼梨恵が、Brooklynで過ごした経験から、2020年People and Planetをテーマに立ち上げました。心身の健康と環境への配慮を志向し、本当に良質なものを必要なだけ身の回りにおくライフスタイルを提案しています。


鵜飼 お腹…(笑)。食事にもこだわりがありますよね?


阿部 そうですね。こだわりが強いと言われます。

人工甘味料を摂らないとか、スポーツドリンクを飲まないとか。あとはJリーグクラブに所属していた頃と比べて練習量も減ったので、食べない時間を増やして内臓を休ませるとか、そういった実験のようなこともしていますね。プチ断食をすると体調が良かったりするので。


鵜飼 そういう時の体のキレや、しているときとそうでないときの違いは、実際分かるものなのですか?


阿部 そうですね、感覚的にももちろん分かりますが、体重計にのれば、感覚だけでなく分かりますよね。J1でプレーしていたときは、71kgでしたが、今は66-68kgぐらいです。今の方が動けているんじゃないかなと感じることもありますよ。

Jリーグでは、対人プレーも今よりもっと激しくて、「食事を少しでも抜いたら怪我してしまうんじゃないか」と不安になったりすることもありました。それで、食べすぎてしまい、逆に悪循環になってしまうことも…。


鵜飼 食事によって、頭が冴えたり気持ちがポジティブになったり、内面に影響を与えることもあるのでしょうか?


阿部 ありますね。例えば、白米。試合前には白米を食べろとよく言われますが、僕には向いてない気がしています。ある一定の時間まではエネルギッシュになれるんですが、頭がボーっとしてきてしまうことがあって。だから、白米を玄米に変えてみるなどして、糖分の摂取をコントロールしています。


UKAI Brooklynは、心身の健康や環境への配慮を志向するライフスタイルブランド

鵜飼 ビジネス界や一般の生活においても阿部選手のようなアスリートの健康意識やプロフェッショナリズムは非常に参考になるのではないかと思います。人間の身体、健康は「食」「適度な運動」「休息」という3つの要素で成り立っていると思うのですが、これらを常に高い水準で意識した何かを商品やサービスを通じて提供していこうと計画しています。今回、袖にいれていただけるロゴマークもそのようなライフスタイルの象徴になればよいなと考えています。


阿部 元々そういったライフスタイルがお好きだったのでしょうか?


鵜飼 そうですね。でも、日本にいると、ちょっと『変わった人』と言われることもしばしばですよ。例えば「お肉を控える生活をしている」「ゴミをできるだけ出さない生活をしている」などと話すと、「なんかすごいね(笑)」 みたいなリアクションをとられたり。

でも、ある時、旅行でニューヨークを訪れて、多くの人がそのような意識の生活をしている姿を目の当たりにして、「絶対住みたい」「自分もそこに行ってみたい」と思って、それで3年前にニューヨークに移住しました。


阿部 どうでした?意を決して、移り住んで。


鵜飼 ビジネスパーソンの方々が、早起きして、ジョギングして一汗かいて、シャワー浴びてから、通勤していました。仕事のオンタイムだけでなく、みんな働く前提として自身の健康状態を高い水準に保っているのが当たり前でした。

まさにビジネス・アスリート。ビジネスもスポーツと同じで、掲げた目標に向かって努力したり、一歩一歩地道に積み上げていったり…ビジネスパーソンもアスリートも本質的にはあまり変わらないと思いました。

今回、ぜひご一緒したいと思ったのはその部分です。目標に向かって一つずつ積み上げていくことや、環境や事情が変更しても志を変えないことの大切さなど、共感できる要素が動機となりました。


阿部 どんな商品を出されていくのでしょうか?


鵜飼 Hydro Flaskとコラボしたウォーターボトルや、合成成分が入っていない、本当に必要な成分だけを使った熱中症対策のタブレットなどを計画しています。タブレットはこの夏には間に合いませんが、コンセプトは曲げずにやっていこうと思いますので、ぜひ贔屓にしていただければ嬉しいです。

鵜飼 阿部選手は、「将来的にこうしたい」といった個人的な今後のビジョンはありますか?


阿部 サッカーに関して言えば、キックの技術やチームの戦術理解を一定のレベルまで引き上げられる教科書のようなものを作りたいと思っています。また、今一緒にプレーしている選手たちが、例えば別のチームに行ったとしても、CITYでやっていたセオリーがきちんと他でも通じるというレベルまでは引き上げたいですね。そのためにも、今シーズンはリーグで優勝することはもちろん、コーチ兼任としてチームの基盤を作っていきたいと思います。


鵜飼 応援しています。私もご活躍に勇気をいただきながら、理念や志を決して曲げずに事業を進めてまいりたいと思います。今日はありがとうございました。


阿部 ありがとうございました。

■UKAI Brooklyn (http://ukaibrooklyn.com/

UKAI Brooklynは、UKAI & Co.株式会社が運営するライフスタイルブランドです。

代表の鵜飼梨恵が、Brooklynで過ごした経験から、2020年People and Planetをテーマに立ち上げました。心身の健康と環境への配慮を志向し、本当に良質なものを必要なだけ身の回りにおくライフスタイルを提案しています。


■TOKYO CITY F.C.

TOKYO CITY F.C.は、2014年に設立された渋谷からJリーグを目指す、渋谷生まれのフットボールクラブです。

様々な価値観を持った選手・スタッフが「Football for good "ワクワクし続ける渋谷をフットボールで"」というビジョンのもと、これまでにないフットボールクラブづくりにチャレンジしています。