MATCH INFO
試合日程・結果

試合結果
東京都社会人サッカーリーグ2部
2019年4月14日(日)19:00 @赤羽スポーツの森公園
TOKYO CITY F.C. 1
0 FC KOREA
0 前半 0
1 後半 0
#11 市川 俊治朗(#25 野村 良平)/58分 得点
選手/時間
#34 山之内→#23 野辺/18分

#17 曽雌→#11 市川/53分

#14 縄手→#28 今井/80分
交代
選手/時間
先発選手
Pos. No. Name Name No. Pos. 0
GK 20 峯 達也
DF 4 玉川 由
DF 6 新潟谷 勇人
DF 21 阿部 翔平
DF 34 山之内 裕太
FW 10 藤原 裕太
MF 14 縄手 雄大
MF 17 曽雌 大介
MF 18 前田 大地
MF 25 野村 良平
MF 56 塩谷 彦人
控え選手
Pos. No. Name Name No. Pos.
GK 1 永井 葵
DF 2 井口 智瑛
FW 9 冨嵜 翔太
FW 11 市川 俊治朗
MF 13 中野 太夢
MF 23 野辺 翔太
MF 28 今井 陽介

■ハイライト動画

■マッチレビュー

東京都社会人サッカーリーグ2部開幕戦でエリース東京クラシック戦に引き分けたCITYは、第2節でFC KOREAと対戦。この試合限りでチームを離れる#11市川の見事なゴールを守り切り、1-0で勝利を収めた。

今回の対戦相手、FC KOREAはかつて全国社会人サッカー選手権大会での優勝経験もあるチーム。スカウティングの結果からもリーグ優勝を争う最大のライバルになることが予想され、既に勝ち点を落としているCITYには勝ち点「1」ではなく「3」が必要だった。

スタメンは前節のエリース戦から3人を入れ替え。#14縄手#17曽雌#34山之内といった若い選手を起用した一方、この試合限りでチームを離れるエース・#11市川は仕事の関係でコンディションが整い切らずベンチスタートとなった。

試合は立ち上がりからKOREAペース。フィジカルを生かしたロングボールを主体としながら確実にセカンドボールを拾い、続々とCITYゴールへの圧力を高める。8分、右サイドの裏を取るとPA内に侵入しクロス。しかしシュートは足にヒットし切らずCITYは肝を冷やす。

徐々に相手のフィジカルやプレッシャーに慣れてきたCITYは地上戦で攻め手を探るが、中々ゴール前まで迫ることができない。31分には#21阿部のフリーキックからゴール前に迫るがボールはGKにキャッチされた。

「耐え凌いだ」という言葉が似合う前半を終え、指揮官の深澤監督はチームに檄を飛ばす。「絶対に勝ち点3を取る」「自信を持って勇気持ってボールを前に運べ、失敗しても奪い返せばいい」。その声に呼応するように、後半は立ち上がりから攻勢を仕掛ける展開が続く。

45分、スローインを受けた#10藤原がダイレクトでシュートを狙うと、47分には裏へフィードのこぼれ球から再び#10藤原がチャンスを迎える。

50分にはゴール前からシュートを放たれる場面もあるが、こちらは守護神・#20峯が落ち着いてセーブ。徐々に試合全体がオープンになっていき、「何かが起こりそう」な雰囲気がスタジアムを包む。

迎えた53分、CITYは#17曽雌に代わってラストゲームの#11市川を投入。勝ち点3奪取に向けて足りないのはゴールのみ。ここ一番でのエースの力に期待を掛ける。

勝利が必要な大一番、1点が勝負を分ける拮抗した展開、途中投入されたラストゲームのエース…。ノンフィクションドラマの舞台は完全に整った。中盤での早いリスタートから#25野村がドリブルで持ち上がると、ここしかないタイミングで鋭いスルーパスを#11市川に通す。

PA手前でワントラップした#11市川は、浮いたボールを右足で一閃。シュートは見事ゴールネットに突き刺さり、大一番で遂にCITYが均衡を破った。

先制に成功したCITYは、運動量が落ち始めたKOREAを相手に優位にポゼッションする展開が続く。左サイドを中心にコンビネーションで突破し#18前田などもシュートを放つ。

終盤にはロングボールで押し込まれる展開も続くが、#6新潟谷を中心としたディフェンスラインが相手の攻撃を跳ね返し続けゴールに迫らせず。1-0のままタイムアップし、見事リーグ最大の難敵を相手に勝利を収めた。

これで今シーズンの初勝利をあげたCITY。まだリーグ戦は11試合残っているが、この勝ち切った経験を更なる自信と力に変え、都リーグ2部優勝・1部昇格に向けて突き進んでいく。

■試合後コメント

深澤 佑介 監督

――試合を振り返って。

サッカー自体は全然意図していたこと、やりたいことをやれずに、ちょっと不格好な形になって、前半は特にメンタル的にも前向きになれなかった。本当に粘り強くチームのためにやるとか、頑張って走るとか、体を張るだとか、そういったちょっとしたことが積み重なってあの1点が生まれたかなと思います。そういう意味ではチームになる、一体感を作るという意味では成果があったかなと思います。


――前半は防戦一方だったが、後半は攻める時間も長くなった。ハーフタイムでの指示は?

自信を持って、勇気を持って前にボールを運べと。失敗してもいいから、そこからまた奪い返せばいいし、とにかく誰かがボールをゴールに向かって運ばないとチャンスは生まれないぞ、と伝えました。この試合は勝ち点1じゃなくて、絶対に勝ち点3を取りたい。そういう話をしました。


――2週間練習ができていなかった#11市川選手を途中起用した理由は?

チームを離れていても、彼のこの試合にかける思いはすごく強かったと思いますし、こう着した中で、前線で違いを作る、何かを起こすなら彼かなと思っていました。ゴールを決めるかどうかはわからなかったですけど、そういうところでスタジアムの空気感を変えられるのは彼かなと思っていました。今日は出場しなかったベンチにいた選手、ベンチに入れなかった選手も含めていい準備をしてくれていたと思いますし、誰が出ても自信を持てる、勝てたのはそういう状況を作ってくれたチームの力だと思います。


――1年で都1部に昇格するためには全てが負けられない試合になる。今後の試合に向けての意気込みは?

今日の試合も、前節もそうですけど、厳しい戦いが続くリーグだと思う。それを1つひとつ乗り越えて、チームとしてのレベルを上げることと、もっとサッカーの質自体もトレーニングを通して上げていかないといけないと思っているので、1つひとつの練習で突き詰めてやっていきたいと思っています。


#21 阿部 翔平 選手

――試合を振り返って。

何としてでも勝ちたい一戦だったので、内容はどうあれ勝てたことがすごく嬉しいですね。


――前半はかなり防戦一方だったが、そうなった要因は?

結構寄せが激しかったので、球際で負けている部分が多かったですね。相手の迫力にビビっていたところがあったと思うんですけど、その時間帯が終わってから少し慣れたと思います。後半入ってからは「ビビらずいけ」という監督の一言があって、勇気づいて前向きにいけたのかなと思います。


――シーズンが始まって2試合目。Jリーグとは会場の雰囲気の違いなどもあると思うが?

熱い戦いという意味では変わらないと思いますし、こういうギリギリの試合を勝っていくというのはJ1でもこのカテゴリでも変わらないと思うので、その快感はここにもありました。


――今シーズン初勝利。まだまだ先は長いが、改めて意気込みは。

自分たちは勝っていかなければいけない立場だと思う。今日、本当に大切な試合をしっかりものにできたことは自信にもなると思いますし、これからもっともっとチームとして成長しながら勝ち続けていきたいと思います。


#11 市川 俊治朗 選手

――試合を振り返って。

開幕戦で引き分けて、ここが本当に1つ目の山場だったので、まず何より勝ててよかった。押し込まれる時間帯は正直長かったですけど、後ろが粘り強く守ってくれたのが本当に頼もしかったです。それが全てです。


――決勝ゴールの場面を振り返って。

ノム(#25野村選手)がボールを持って前に進んでいる時に、「たぶんノムだったらここに出すだろう」というのがあった。相手の背後に消えた後に、相手のDFの前に入ったタイミングで、ちょうどノムからのパスが出てきたので、彼と狙いが繋がったかなと思う。シュートは気持ちで流し込みました。


――ゴールしてベンチに走った。その時の感情は?

サッカー人生の中で一番気持ちよかったゴールでした。もちろん大学時代の関西1部リーグだったり、いろいろなカテゴリで決めたどんなゴールよりも一番気持ちがよかったし、今までのサッカー人生の中で喜んでくれた人の数が一番多かったんじゃないかな、あのゴールは。そういう意味でも気持ちよかったです。


――3年間をゴールで締めてバトンをつないだ。これからのチームに期待することは?

サッカーが上手くなるというのはもちろん、この3年間ずっと、人として、社会人としてルールを守って、誰からも応援されるチームになろうというのを口酸っぱく言い続けた。サッカーと同時に誰からも応援される人として、みんなが成長できる集団になってほしいなと思います。そしてみんな1人ひとりの役割が違って、誰1人欠けてはいけないチームだと思っています。自分の役割が何なのかを体現してもらって、みんなの力を結集させて、Jリーグに上がるまでに1人ひとりが爪痕を残していってもらって、1人でも多くJリーグでこのメンバーが残っていればさらに幸せかなと思います。


■次の試合情報

東京都社会人サッカーリーグ2部 第3節

TOKYO CITY F.C. vs I.M.P.

日時:2019年5月12日(日) 19:10 ※変更の可能性もございます

会場:横浜FC東戸塚フットボールパーク ※変更の可能性もございます